つくば駅前に高校新設?国光構想と候補地へ子育て世代の本音【2026】

つくば市の「高校足りない問題」に、2026年になって新たな動きが出てきました。
結論から言うと、まだ建設は決定していませんが、候補地として「つくば駅周辺」という具体的なキーワードが浮上しています。

これまで「県がやるべき」「市がやるべき」と議論が平行線でしたが、2026年の衆議院選挙を経て、外務副大臣・衆議院議員である国光あやの氏が「つくば駅周辺への高校設置」に意欲を見せたことで、子育て世代の期待が一気に高まっています。

研究学園に20年住む私が、もし本当に新設されるなら「場所はどこか?」「いつできるのか?」を、子育て世代の視点で忖度なしに予想・検証します。

つくば市の高校新設!?2026年の最新動向

長年、つくば市民を悩ませてきた「高校への通学困難」問題。
2026年現在、状況はどう変わってきているのか、最新のファクト(事実)を整理します。

国光あやの議員が語る

「つくば駅周辺」への建設構想

最も大きな変化は、政治家サイドから「場所」に関する言及が出始めたことです。
国光あやの議員(外務副大臣 衆議院議員)は、つくば市の高校不足解消、特に利便性の高いつくば駅周辺への設置という考えをX(旧Twitter)等でも発信しています。

これまでは「つくばエリアに高校を」という漠然とした要望でしたが、「駅周辺」とターゲットが絞られたことで、実現のハードルや具体的な議論が進みやすくなったと言えます。
TX(つくばエクスプレス)沿線に住む我々にとって、駅近くであれば研究学園や万博記念公園からも通いやすく、非常に理にかなった構想です。

高校を設立しなかった理由

過去の「県と市の押し付け合い」から空気が変わった。

実は数年前まで、高校新設の話は「押し付け合い」の状態でした。
2023年頃の報道では、大井川県知事が「つくば市立の高校を作ってはどうか」と提案したのに対し、当時のつくば市長は「県立高校を作るのは県の仕事」と反論するなど、議論は噛み合っていませんでした。

しかし、以下の理由から状況は変わりつつあります。

小中一貫校ラッシュ後の「2030年問題」

研究学園エリアでは「学園の森義務教育学校」などのマンモス校化がニュースになりましたが、この子どもたちが高校受験を迎えるのが2030年前後です。
小中学校は市がプレハブ校舎でなんとか対応しましたが、高校は県管轄のため「受け皿がない」では済まされません。
この「2030年問題」が目前に迫り、行政も待ったなしの状況に追い込まれています。

「サイエンス高校」だけでは足りない現実

県はこれまで「つくば工科」を「つくばサイエンス高校」に改編するなどの対策をとってきました。
しかし、これはあくまで理数・科学技術に特化した学校であり、多くの受験生が求める「一般的な普通科」の受け皿にはなり得ていません。
女子生徒や文系志望の男子が通える、通学しやすい公立校が依然として不足しているのが現状です。

「誰が作るか」で揉めている場合ではなく、「どこにどう作るか」を話さなければならないフェーズに、ようやく突入したのです。

候補地はどこになる?

実際の候補地はどこでしょう?つくば駅徒歩圏内の場所を予想

では、国光議員が言及した「つくば駅周辺」とは具体的にどこなのか。
研究学園住民の視点で、現実的にありえそうな場所を予想します。

吾妻エリアの「未利用地・官舎跡」が最も現実的か

つくば駅周辺で、高校という巨大な敷地(グラウンド含む)を確保できる場所は限られています。
最も可能性が高いのは、吾妻・竹園エリアに残る「公務員宿舎(官舎)跡地」または「未利用地」です。

特に駅から徒歩10〜15分圏内の吾妻エリアには、まだ開発が決まりきっていない区画や、老朽化した官舎が点在しています。
ここならTXつくば駅から徒歩で通えるため、スクールバス問題に悩むこともありません。
既存の竹園高校も駅から近いですが、もう一つ「駅近高校」ができれば、つくばの教育環境は劇的に改善します。

研究学園から自転車で15分?通学イメージを検証

もしつくば駅周辺(吾妻周辺)に高校ができた場合、研究学園エリアからの通学はどうなるでしょうか。

自転車で15分!ほぼ平坦で安全な通学路

研究学園駅からつくば駅までは約3km。このルートの最大の魅力は「坂がほとんどない」ことです。
自転車なら15〜20分程度で着きますし、大通り沿いは歩道も整備されているため、毎日の通学も安心。運動部のお子さんなら、ちょうどいいウォーミングアップになる距離感です。

雨の日はTXで「たった3分」という最強の保険

自転車通学の最大の敵は「雨」ですが、この立地ならTX(つくばエクスプレス)が使えます。
研究学園駅からつくば駅までは1駅・わずか3分。悪天候の日でも「親が車を出して渋滞に巻き込まれる」という、つくば特有の「送迎地獄」から解放されるのは、親にとって涙が出るほど嬉しいメリットです。

現在、土浦一高や牛久栄進へ通うために「つくば駅からバス」や「親の送迎」が必要なことを考えると、自転車で自力通学できる高校というのは、親にとっても送迎の負担が減る「神立地」と言えます。

どんな高校になる?偏差値や学校タイプを勝手に予想

場所が決まったとして、次に気になるのは「どんなレベルの高校になるか」です。
つくばの親御さんが求めているのは、ズバリ以下のような学校ではないでしょうか。

竹園高校に次ぐ「偏差値60台前半」の進学校が必要

現在、つくば市内にはトップ校の「竹園高校(偏差値69〜)」がありますが、その次の選択肢が市内にありません。
そのため、偏差値60〜65くらいの層は、わざわざ市外の「牛久栄進高校」や「土浦二高」へ通っています。

もし新設校ができるなら、偏差値60〜64程度の「準トップ進学校」のニーズが最も高いはずです。
「竹園には届かないけれど、大学進学を目指してしっかり勉強させたい」という層が通える学校ができれば、市外への流出も防げ、親としても安心です。

つくばサイエンス高校(旧つくば工科)との棲み分け

市内には「つくばサイエンス高校」がありますが、こちらは科学技術科を中心とした理数特化型の学校です。
新設校に求められるのは、文系・理系どちらにも対応できる一般的な「普通科」または「総合学科」でしょう。

「サイエンス高校=専門性の高い学び」「新設校=大学進学を見据えたスタンダードな学び」という棲み分けができれば、生徒の選択肢も広がります。

最短でいつ開校?今の子どもに間に合うか計算してみた

最後に、一番重要な「時期」の話です。
2026年に話が進んだとして、実際に開校するのはいつになるのでしょうか。

決定から開校までは早くても「5年」はかかる現実

公立高校の新設には、用地取得、設計、建設と膨大な時間がかかります。
一般的なスケジュールで考えると、以下のような流れになります。

  • 2026〜2027年:場所の選定・決定、予算化
  • 2028〜2029年:校舎の設計
  • 2030〜2031年:建設工事
  • 2032年4月:開校(最短ケース)

どんなに急いでも、開校は2030年代前半になる可能性が高いでしょう。

現在の小学生にはチャンスあり?

このスケジュール感でいくと、残念ながら現在の中学生が通うのは難しいというのが現実です。
しかし、現在(2026年時点)の「小学生低学年〜中学年」のお子さんであれば、高校受験のタイミングで開校している可能性があります。

「まだ先の話」と思わずに、今から情報のアンテナを張っておくことが大切です。

まとめ

過度な期待は禁物だが、今後の動きに注目

つくば駅前への高校新設構想について検証しました。

  • 国光あやの議員が「つくば駅周辺」への設置に意欲(2026年)。
  • 候補地は吾妻エリアの官舎跡地などが有力か。
  • ニーズが高いのは「偏差値60台」の普通科進学校。
  • 開校は早くても2030年頃?今の小学生世代がターゲット。

まだ「構想」の段階ですが、以前の「誰も動かない」状態よりは確実に前進しています。
引き続き、県や市の公式発表、そして国光議員の発信に注目していきましょう。