2026年2月、立春を過ぎてつくばの空も少しずつ春の気配を帯びてきました。
新年度を目前に控え、研究学園エリアへの移住を検討されている30〜40代の子育て世帯にとって、最大の悩みは「どのエリアに住むべきか」という選択ではないでしょうか。
「駅近の利便性とタイパ」を重視するのか、それとも「広々とした新興住宅街で子供をのびのび遊ばせる」のか。
研究学園は、駅を境界線として驚くほどはっきりとその個性が分かれています。
今回は、地元の生活者目線で、駅の北側・南側の違い、そしてマンション・戸建てそれぞれの2026年最新事情を大ボリュームで徹底解説します。
あなたのライフスタイルに合う「本当の引っ越し先」を一緒に見つけていきましょう。
北側:学園の森エリア
研究学園駅から北へ進むと、2010年代から急速に整備が進んだ「学園の森」エリアが広がります。
ここは今、つくば市内で最も子育て世帯に熱い支持を受けているエリアです。
圧倒的な景観と通学の安全性
道幅が非常に広く、電柱が一本もない地中化された美しい街並みは、初めて訪れる人を一瞬で魅了します。
歩行者専用道路(ペデストリアンデッキ)が網の目のように住宅街を走っており、子供たちが車を気にせず公園や学校へ行ける環境は、親にとって最大の安心材料です。
ゆとりある戸建てライフ
大手ハウスメーカーによる注文住宅や、統一感のある分譲戸建てがメインです。
庭付きの家でプールを出したり、本格的なDIYを楽しんだりする「つくばらしい」ゆとりある暮らしが叶います。
巨大商業施設が徒歩圏内に集結
コストコ、イーアスつくば、さらに2026年秋開業予定の「そよら」など、主要な商業施設が集結しています。
週末のまとめ買いはもちろん、仕事帰りのピックアップも車があれば数分で完結する「買い物天国」といえる環境です。
駅までのアクセスは要確認
駅からは徒歩15分〜30分程度かかるため、都内通勤者は駅までの移動手段(自転車・バス・送迎)をシミュレーションしておく必要があります。
最近では朝の「つくチャリ」活用も一般的になっています。
南側:研究学園1〜5丁目
駅周辺から南側にかけては、市役所やオフィス、高層マンションが集約された都会的なエリアです。
効率的な暮らしを求める共働き世帯に選ばれています。
洗練された駅前の都会感
駅前には美しい街路樹が並び、夜間も街灯が明るく、仕事帰りの遅い時間でも安心して歩ける雰囲気が漂っています。
飲食店も多く、外食の選択肢が豊富なのも南側の魅力です。
高機能な大規模マンション
駅徒歩10分圏内の大規模マンションが主流です。
コンシェルジュ付きやキッズルーム完備の物件も多く、共用設備の充実度は戸建てにはない魅力です。
抜群の都内アクセスの良さ
TX研究学園駅まで徒歩数分という環境は、都内通勤者にとって代えがたいメリットです。
朝の時間を15分長く寝られる、あるいは子供との対話に充てられる価値は非常に高いといえます。
土地価格の高さがハードル
北側に比べると土地の坪単価が非常に高く、このエリアで戸建てを建てるにはかなりの予算か、コンパクトな設計に振り切る必要があります。
2026年の最新住宅事情
マンション派:中古リノベ
駅周辺の新築マンション供給が落ち着いた今、注目されているのが「中古リノベーション」です。
築10〜15年程度の駅近物件を適正価格で購入し、内装を最新の断熱・スマートホーム仕様にアップデートする世帯が増えています。
研究学園駅前の資産価値は非常に安定しており、将来の住み替えを視野に入れた「賢い投資」としての側面も持っています。
戸建て派:建売と注文の差
学園の森周辺では、注文住宅用の更地は稀少ですが、ハウスメーカーが手掛ける「分譲住宅(建売)」が飛躍的に進化しています。
2026年現在は、太陽光発電と蓄電池を標準装備したZEH基準が当たり前。
設計の手間を省きつつ、高品質な住宅に最短で入居できる建売は、多忙な現役世代にとって非常に合理的な選択肢となっています。
実例:人気マンションの相場と特徴
研究学園駅周辺には、資産価値が落ちにくいとされる大規模マンションがいくつか存在します。
2026年現在の目安となる価格帯と、それぞれの特徴を見ていきましょう。
パークホームズつくば研究学園
駅徒歩圏内のランドマーク的存在です。三井不動産レジデンシャル分譲の安心感があり、共用施設の充実度が群を抜いています。
- 2026年相場: 3LDK(約75㎡)で 4,800万円 ~ 5,500万円前後
- 特徴: 免震構造を採用しており、地震への安心感が高いのが魅力。
自走式駐車場を100%完備している点も、車必須のつくばライフでは大きな強みです。
サーパスつくば研究学園
駅までフラットな道のりでアクセスが良く、周辺に飲食店やクリニックが多いため、非常に生活利便性が高い物件です。
- 2026年相場: 3LDK(約70㎡)で 4,200万円 ~ 4,800万円前後
- 特徴: 比較的コンパクトな間取りから広めの部屋までバリエーションがあり、子育て世帯からシニア層まで幅広い層が居住しています。
ガレリアヴェール
研究学園駅前公園に隣接する、圧倒的な開放感が自慢のマンションです。
公園を庭感覚で使えるため、小さなお子様がいる世帯に絶大な人気を誇ります。
- 2026年相場: 3LDK(約80㎡)で 4,500万円 ~ 5,200万円前後
- 特徴: バルコニーからのパークビューは唯一無二の価値。
駅徒歩圏内でありながら、自然を身近に感じられる住環境は中古市場でも常に注目されています。
※上記の価格は2026年時点の市場予測に基づく目安であり、実際の所在階、向き、リノベーションの有無により変動します。
通勤・通学のリアル
マンション駐車場の争奪戦
研究学園周辺のマンション駐車場代は月額5,000円〜10,000円程度ですが、2台目の空き枠は激減しています。
車2台が必須の世帯は、近隣の月極駐車場の空き状況を必ずセットで確認しましょう。
朝の自転車ラッシュに注意
北側から駅へ向かう「ペデ」は快適ですが、朝の7時半〜8時半は学生と通勤客でかなりの交通量になります。
お子様の通学ルートとして検討している場合は、一度ラッシュ時に歩き、接触事故のリスクがないか親子で確認しておくことを強くおすすめします。
まとめ
優先順位で選ぶ最高の住処
「庭付きの広い家でのびのび子育てをしたい、買い物は車でまとめて」なら学園の森。
「都内通勤の負担を最小限にし、都会的な利便性と安全な学校区を両立したい」なら駅南側のマンション。
どちらを選んでも、2026年の研究学園には、他の街では味わえない高揚感と安心感があります。
まずは気になるエリアの公園に座り、1時間ほど流れる時間と人々の表情を眺めてみてください。
その街の「空気感」が自分たちに合うかどうか、それが最後の一歩を決める答えになるはずです。
リファレンス(情報元):