つくば市研究学園とほぼ同じ生活圏にある「学園の森」。
まだまだ建設中の建物や、空いている土地を見かける発展途上のエリアです。
先日、コストコ近くの交差点を通りかかった時のこと。建設予定地を見て、私は思わず足を止めました。
「ここに、新しいイオン(そよら)ができる…?」
便利になるのは嬉しい反面、近隣に20年住む住民としては、手放しで喜べない複雑な心境もあります。
「……正直、これ以上混雑して大丈夫なのか?」
ただでさえ、土日のコストコ渋滞で身動きが取れないこのエリア。
この記事では、新施設「そよら」への期待と、住民だからこそ感じる「交通事情へのリアルな懸念」について、忖度なしで検証します。
住民が抱える「3つの不安」
大渋滞への懸念
コストコ、イーアス、タイヨー…ただでさえ混雑する「片側1車線」の道路が、さらに動かなくなるのでは?
店舗の供給過多
カスミ、ブランデ、タイヨー、トライアル…。
周辺にスーパーが密集する中、どう使い分ければいいの?
生活道路への流入
渋滞を避けようとする車が住宅街に入り込み、通学路の安全が脅かされないか心配。
「便利」と「住環境」のバランス
新しい施設ができることは街の発展ですが、住民が求めているのは「平穏な生活環境」と「スムーズな道路事情」でもあります。
【2026年秋開業?】そもそも「イオンそよら」ってどんな店?
まずは、どのような施設が計画されているのか整理しましょう。
計画されているのは、イオンリテールの都市型ショッピングセンター「そよら(Soyora)」です。
建設予定地は、学園の森のコストコのすぐ近く(We Carsの南側あたり)と言われています。
「そよら」の正体は、スーパー+αの「日常使い」施設
「そよら」とは、「そら、よって、らっしゃい」の頭文字をとった名称。
イオンモールのような巨大施設ではなく、「スーパー+生活必需品テナント」で構成される、地域密着型のコンパクトな商業施設です。
予想されるテナント構成はおおよそ以下の通り。
- 核店舗: イオンスタイル(スーパー)
- テナント: カフェ(スタバ等)、100均(キャンドゥ等)、フィットネスジム、クリニック、学習塾など
日常の買い物が一箇所で完結するのは便利ですが、周辺には既に競合店が多く存在します。
これ以上の渋滞はどう対策する?
多くの住民が口にする最大の不安要素。
それは、学園の森周辺の「慢性的な渋滞」の悪化です。
土日の「コストコ渋滞」ですでに限界に近い
現状でも、土日の学園の森交差点付近は非常に混雑しています。
イーアスつくば、コストコに向かう車で主要道路はビッシリ埋まることも。
ここに「そよら」への買い物客が加わった場合、駐車場への入出庫待ちが発生し、道路の流れがさらに滞る可能性があります。
スーパータイヨー前の「片側1車線」問題
特に気がかりなのが、スーパータイヨーやトライアルが面している道路です。
ここは片側1車線のため、右折待ちの車が一台いるだけで後続が詰まりやすく、夕方のラッシュ時には動脈硬化を起こしやすいポイントです。
開業にあたっては、右折レーンの整備や、信号サイクルの調整など、抜本的な交通対策が強く望まれます。
スーパー激戦区での「使い分け」
学園の森エリアは、日本有数の「スーパー激戦区」と言っても過言ではありません。
半径数キロ圏内に、これだけの店舗がひしめいています。
- カスミ: 学園の森店、グラン・プルシェ(研究学園)、フードスクエア…と複数展開。
- BLANDE(ブランデ): 高級食材やデリカが充実。
- タイヨー、トライアル: 圧倒的な安さで人気。
- ドラッグストア: ウエルシア、カワチ薬品の大型店も完備。
「選択肢が増える」のは良いことですが、正直なところ「もう十分足りている」と感じる住民も少なくありません。
イオンそよらが生き残るには、単なるスーパーではなく、「ここに来ないと買えないもの(独自商品やイベント体験)」を提供できるかが鍵になりそうです。
「抜け道」での生活道路利用は控えて
これは地域住民からの切実なお願いです。
渋滞を避けようとするあまり、カーナビを頼りに住宅街へ迷い込んでくる車が増えています。
住宅街は「子供たちの通り道」です
学園の森の住宅街は、子供が多いエリアです。
生活道路を、幹線道路と同じようなスピードで走り抜ける車がいると、登下校中の子供たちの安全が脅かされます。
新しい施設ができることで、土地勘のない車が増えることが予想されます。
ドライバーの皆さんには、「幹線道路を利用する」「住宅街には入らない」というマナーを徹底していただけるよう、強く願います。
まとめ
街の発展と「住みやすさ」の両立を目指して
私たちが欲しいのは「賑わい」だけでなく「安心」
ここまで、地元住民の視点から「そよら学園の森」建設に対する本音と懸念をお伝えしました。
決して新しいお店ができることを全否定しているわけではありません。
しかし、「インフラ(道路)の整備」とセットでの開発でなければ、住民の満足度は上がりません。
- 交通渋滞の緩和策(右折レーンや信号制御)の実施
- 住宅街への流入防止策の強化
- 既存店との明確な差別化
これらがクリアされれば、住民にとっても「できて良かった」と思える施設になるはずです。
2026年秋のオープンに向けて、私たち住民も街の変化を注視し、声を上げていく必要があります。